花巡り2 ・・・ シュウカイドウの群生地とマツムシソウの群落地 [花]
一昨年の5月に、『絶景 日本の花巡り』(*)の本の紹介をし、その本に掲載されていた、クマガイソウの群生地とシラネアオイの群生地を訪ね、記事にしました。
(*)別冊趣味の山野草『絶景 日本の花巡り』(野に山にあなたも行けるお花畑)、(株)栃の葉書房(2015年4月1日発行)
前回の花巡り(2015年5月)の記事
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2015-05-13
今回は、その本にあるシュウカイドウの群生地とマツムシソウの群落地を訪ねたので紹介致します。
1. 出流ふれあいの森 シュウカイドウ 栃木県栃木市出流町
(栃木市の国道293号から県道32号に入り、県道202号を通って満願寺手前で右折)
2. 榛名山 沼の原 ゆうすげの道 マツムシソウの群舞 群馬県高崎市榛名町榛名山
(県道33号沿いの県立榛名公園松ノ沢グラウンド駐車場の向かいがユウスゲの道入口)
まずは、「出流ふれあいの森」のシュウカイドウです。
2017年9月2日(土) 13:00~13:45
シュウカイドウの群生地(上流側から下流を見る)
出流ふれあいの森に入るとすぐに(南端)に駐車場があり、その駐車場のすぐ下の小さな川の両岸に200m以上にわたってシュウカイドウの群生が続いています。
例年8月下旬から9月上旬が見頃のようですが、今年はちょうどこの日が見頃だったようで、見事な大群生を見ることができました。
シュウカイドウの群生地(駐車場横から撮影)
シュウカイドウのアップ
上流左岸より
同上
同上 対岸の群生をややアップで
川辺に下りて撮影 → 1枚目の写真
川には長靴を履いたアマチュアカメラマンが数人いたので、川の中からの群生も見てみたくなって、ズボンをたくし上げて裸足で川に入って撮影(笑)。
常連のカメラマンに聞くと、長靴必携とのこと。
川に入って撮影
シュウカイドウの群生地(下流側より)
シュウカイドウのアップ
駐車場にあった案内図(左下のピンクの線の範囲が群生地)
ここでは、シュウカイドウを見る他に満願寺への参拝、門前にある美味しい蕎麦屋で蕎麦を食べるのもいいでしょうね。
秋海棠 西瓜の色に咲きにけり 松尾芭蕉
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
次に、榛名山の「ゆうすげの道」のマツムシソウです。
2017年9月3日(日) 14:40~15:10
榛名山には登ったことがなかったので、トレーニングを兼ねて、掃部ヶ岳(かもんがたけ)と相馬山に登り、相馬山から下って「ゆうすげの道」(の一部)を歩き、マツムシソウの群落地を見たものです。
マツムシソウは見頃をやや過ぎており、花びらが散ったあとの緑の球状の果実がやや多くなっていましたが、沼の原に咲くマツムシソウの群落とその他の多くの秋の花の乱舞する光景を見ることができ、登山の後の疲れを癒すことができいい山歩きとなりました。
1週間くらい前だとさらに素晴らしいマツムシソウの群落が見られたでしょうね。
マツムシソウのアップ
スルス峠から「ゆうすげの道」に入ってすぐの所に、早速マツムシソウの小群落。正面には、榛名富士が。
マツムシソウの小群落
ススキと正面に榛名富士
マツムシソウの他にキンミズヒキ、オミナエシ、ワレモコウ、アザミ、ツリガネニンジンその他多くの花が咲いていて見応えがありました。
花好きの人が花を楽しみながら周遊すればいろんな花も発見できて、大喜びでしょうね。
キンミズヒキ
マツムシソウ
マツムシソウとオミナエシ
ワレモコウとマツムシソウ
マツムシソウの小群落
同上
アザミに止まるアカタテハ
ワレモコウ(中央やや右手前)、ツリガネニンジン(右)とマツムシソウ(左)
マツムシソウの小群落ややアップ
咲き残ったユウスゲも3、4本見ることができました。
ツリガネニンジン(白花) ユウスゲ
ゆうすげの道入口
(道路を挟んで反対側が、県立榛名公園松ノ沢グラウンド駐車場です。)
「ゆうすげの道」のユウスゲも上記の本には、『夏揺れるユウスゲ』(7月下旬~8月上旬)、として掲載されており、花は午後3時頃から咲くが、ユウスゲ鑑賞のベストは午後5時から日没までと書かれています。
(「ゆうすげの道」全体の周遊は、約1時間半程度。)
榛名山周辺マップ
(*)別冊趣味の山野草『絶景 日本の花巡り』(野に山にあなたも行けるお花畑)、(株)栃の葉書房(2015年4月1日発行)
前回の花巡り(2015年5月)の記事
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2015-05-13
今回は、その本にあるシュウカイドウの群生地とマツムシソウの群落地を訪ねたので紹介致します。
1. 出流ふれあいの森 シュウカイドウ 栃木県栃木市出流町
(栃木市の国道293号から県道32号に入り、県道202号を通って満願寺手前で右折)
2. 榛名山 沼の原 ゆうすげの道 マツムシソウの群舞 群馬県高崎市榛名町榛名山
(県道33号沿いの県立榛名公園松ノ沢グラウンド駐車場の向かいがユウスゲの道入口)
まずは、「出流ふれあいの森」のシュウカイドウです。
2017年9月2日(土) 13:00~13:45
シュウカイドウの群生地(上流側から下流を見る)
出流ふれあいの森に入るとすぐに(南端)に駐車場があり、その駐車場のすぐ下の小さな川の両岸に200m以上にわたってシュウカイドウの群生が続いています。
例年8月下旬から9月上旬が見頃のようですが、今年はちょうどこの日が見頃だったようで、見事な大群生を見ることができました。
シュウカイドウの群生地(駐車場横から撮影)
シュウカイドウのアップ
上流左岸より
同上
同上 対岸の群生をややアップで
川辺に下りて撮影 → 1枚目の写真
川には長靴を履いたアマチュアカメラマンが数人いたので、川の中からの群生も見てみたくなって、ズボンをたくし上げて裸足で川に入って撮影(笑)。
常連のカメラマンに聞くと、長靴必携とのこと。
川に入って撮影
シュウカイドウの群生地(下流側より)
シュウカイドウのアップ
駐車場にあった案内図(左下のピンクの線の範囲が群生地)
ここでは、シュウカイドウを見る他に満願寺への参拝、門前にある美味しい蕎麦屋で蕎麦を食べるのもいいでしょうね。
秋海棠 西瓜の色に咲きにけり 松尾芭蕉
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次に、榛名山の「ゆうすげの道」のマツムシソウです。
2017年9月3日(日) 14:40~15:10
榛名山には登ったことがなかったので、トレーニングを兼ねて、掃部ヶ岳(かもんがたけ)と相馬山に登り、相馬山から下って「ゆうすげの道」(の一部)を歩き、マツムシソウの群落地を見たものです。
マツムシソウは見頃をやや過ぎており、花びらが散ったあとの緑の球状の果実がやや多くなっていましたが、沼の原に咲くマツムシソウの群落とその他の多くの秋の花の乱舞する光景を見ることができ、登山の後の疲れを癒すことができいい山歩きとなりました。
1週間くらい前だとさらに素晴らしいマツムシソウの群落が見られたでしょうね。
マツムシソウのアップ
スルス峠から「ゆうすげの道」に入ってすぐの所に、早速マツムシソウの小群落。正面には、榛名富士が。
マツムシソウの小群落
ススキと正面に榛名富士
マツムシソウの他にキンミズヒキ、オミナエシ、ワレモコウ、アザミ、ツリガネニンジンその他多くの花が咲いていて見応えがありました。
花好きの人が花を楽しみながら周遊すればいろんな花も発見できて、大喜びでしょうね。
キンミズヒキ
マツムシソウ
マツムシソウとオミナエシ
ワレモコウとマツムシソウ
マツムシソウの小群落
同上
アザミに止まるアカタテハ
ワレモコウ(中央やや右手前)、ツリガネニンジン(右)とマツムシソウ(左)
マツムシソウの小群落ややアップ
咲き残ったユウスゲも3、4本見ることができました。
ツリガネニンジン(白花) ユウスゲ
ゆうすげの道入口
(道路を挟んで反対側が、県立榛名公園松ノ沢グラウンド駐車場です。)
「ゆうすげの道」のユウスゲも上記の本には、『夏揺れるユウスゲ』(7月下旬~8月上旬)、として掲載されており、花は午後3時頃から咲くが、ユウスゲ鑑賞のベストは午後5時から日没までと書かれています。
(「ゆうすげの道」全体の周遊は、約1時間半程度。)
榛名山周辺マップ
2017-09-06 23:34
nice!(25)
コメント(15)
いつも素敵な所をご紹介いただきありがとうございます^^
by よしころん (2017-09-07 07:32)
よしころんさん
こちらこそ、いつも素晴らしい写真を拝見させて頂き有難うございます。
ネットで調べてみると、シュウカイドウの群生地は埼玉県ときがわ町
椚平、マツムシソウの群生地は湯ノ丸高原池の平湿原、車山中腹、
赤城自然公園にあるようですね。
by ヴェール (2017-09-07 20:47)
ヴェールさん、再び~
日本山岳写真協会展にわざわざお運びいただきありがとうございましたm(__)m
そうなのです~ なんだか華のない写真で…
まだまだ学ぶことばかりです。 今後も少しでもお伝えできるよう励みたいと思います。
本当にありがとうございました♪
by よしころん (2017-09-07 21:29)
シュウカイドウのアップと水流のコラボがいいですね。
マツムシソウも群落になると壮観です。
by tochimochi (2017-09-08 18:53)
よしころんさん
あの写真展には、2004年からだいたい毎年行っています。
以前、役員の方にお伺いすると、見られる写真が撮れるようになるまで10年から20年とおっしゃっており、驚いたことがあります。
みなさん凄い努力をされてあの写真があるのだなと思いました。
よしころんさんも頑張って下さい。
tochimochiさん
出流のシュウカイドウの群生は小川のすぐ上にあるのが自然に感じられていいですね。
水流を入れてもう少し違った撮り方ができたなかなと思いますが、速足で撮っていたので、自分でも、いい写真がないな~と反省しています。
マツムシソウももう少し早い時期なら本当に壮観だったでしょうね。
by ヴェール (2017-09-08 22:31)
こんにちは^^
シュウカイドウの群生地、ちょっと驚きです!
こんなに沢山のお花が咲いているのですね〜
マツムシソウは好きなお花なので是非見に行きたいです。
「ゆうすげの道」夢の様なところです(^^)
アザミとアカタテハ、素敵ですね〜♪
by いろは (2017-09-10 16:06)
いろはさん
出流のシュウカイドウは小川の両岸にずっと続いて咲いており、
本当に驚くほどの大群生です。
「ゆうすげの道」はマツムシソウだけでなく、いろんな花が咲き乱れていて
素晴らしい所ですね。もう1週間くらい早いとマツムシソウは見頃で、
ユウスゲももう少し見られたかもしれません。
その時期は暑いので午後少し遅く歩く方がよいでしょうね。
帰りに伊香保温泉に立ち寄るのも良さそうです。
by ヴェール (2017-09-10 21:39)
シュウカイドウ、この花知りませんでした。 群生も素晴らしく見事、川沿いでは渓流シューズが必要ですね。でもこんな川だったら歩くのが楽しそうです。
by Jetstream (2017-09-10 22:05)
こんにちは^^
ほんと!この秋海棠、半端じゃないですねぇ~
水にズボンを捲り上げて入って撮影・・・立派ですね^^
マツムシソウは好きなオア浜です。この淡いお色が良いです。
掃部ケ岳には登ったことがありますが、少し時期が遅かったかしら、マツムシソウは見かけませんでした。相馬山の方が主かしら。
by mimimomo (2017-09-11 12:55)
Jetstreamさん
シュウカイドウは、江戸時代初期に園芸用として持ち込まれた帰化植物のようです。
川は石段になっているあたりを横に歩くくらいなので長靴がいいですね。
川の中からだと両岸の群生が下から見えて迫力がありました。
mimimomoさん
秋海棠は、写真撮影を行った場所の下流にも続いており、小川の両岸に広がるすごい群生ですね。
>水にズボンを捲り上げて入って撮影・・・立派ですね^^
いえいえ、単なるアホです。(笑)
マツムシソウ、相馬山ではスルス峠手前の稜線で少し咲いていましたが、掃部ヶ岳の往復では見かけませんでした。
by ヴェール (2017-09-11 21:15)
あらら、またお花が、妙なつづりになって(-。- スミマセン。
by mimimomo (2017-09-14 21:02)
シュウカイドウの群生、素敵ですね。
自然の中に出かけた気持ちになりました。
私のブログ中、クレマチスの品種についてお尋ねでしたが、たいへん申し訳ありませんが、品種の記憶がありません。
現在、挿し木したものが8株くらい花を咲かせています。
by RANPO (2017-09-15 17:08)
RANPOさん
コメントならびにクレマチスの品種の件、有難うございます。
赤にピンクの縁のクレマチス、3回目の開花なのでパテンス系ではないですね。
私も今年からクレマチス園芸を始めて、挿し木も4種類行って、うまくいっているようです。
クレマチスは立ち枯れがありますが、バラ程手入をしなくてよいので楽ですね。(笑)
by ヴェール (2017-09-15 20:46)
すばらしいお花の群生地を紹介していただき、ありがとうございます。
メモしておきます。
来年辺り、行って見たいです。
by テリー (2017-09-17 10:56)
テリーさん
出流の方はシュウカイドウの他には、満願寺と蕎麦ですね。
ゆうすげの道の方は、榛名山登山や途中に伊香保温泉もあります!
来シーズンには、お出かけ下さり、写真等のご紹介をお願い致します。
by ヴェール (2017-09-17 19:59)