ゴールデンウィークの雪山登山(2007-2012年) ①尾瀬周辺の山 [山歩き]
前回の記事に書きましたように、病気治療中のため山登りもできませんので、八年前から始めた雪山登山の中から、ゴールデンウィーク(GW)に登った山について書いてみます。
今回は尾瀬周辺の山、次回は北アルプスの白馬岳、立山他について簡単に振り返ってみます。
(1) 至仏山
GWの晴れの日は、スキーヤー、ボーダー、登山者で大賑わいです。危険個所もありません。雪山初心者には、小至仏山のトラバースがやや怖いかも。
山頂からは、周囲の山々や眼下に広がる尾瀬ヶ原、対峙する燧ケ岳の雪景色が素晴らしい。
2007年4月30日(月:振替休日) 快晴
前日より鳩待峠駐車場で車中泊。
鳩待峠駐車場(6:00)→至仏山(9:35-10:10)→鳩待峠駐車場(12:00)
登り:3時間35分、下り:1時間50分。
(写真を撮りながらのゆっくりペースでした。)
雲一つない快晴の下、単独のスキーヤーと抜きつ抜かれつ、写真を撮ったり撮ってもらったりで登る。
オヤマ沢田代の先付近から正面に小至仏山
山頂の賑わい(山頂石柱左に巻機山、石柱右に下津川山、右端奥に八海山)
山頂にて(正面に燧ケ岳、左に会津駒ケ岳)
山頂下の尾瀬ヶ原の好展望箇所
同上から尾瀬ヶ原
登ってくるボーダー(左:小至仏山、中央:笠ヶ岳、中央左奥:武尊山)
小至仏山のトラバース
(2)会津駒ヶ岳
2007年5月4日(金:みどりの日) 快晴
林道終点登山口(5:45)→会津駒ヶ岳(9:15-9:45)→林道終点登山口(11:40)
登り:3時間30分、下り:1時間55分。
林道終点登山口下の駐車スペースにて車中泊。林道終点登山口から登山開始。
登山口から少し上まで雪はなし。1時間弱登って、アイゼンを付け雪のやや急な尾根を登って行く。樹林帯を抜けると広い雪原となり、駒の小屋や山頂が見えてくる。山頂は素晴らしい展望。
駒の小屋直下から大津岐山、大杉岳方向を見る(中央左に燧ケ岳、右に至仏山)
駒の小屋横から正面に山頂
駒の小屋先から、駒の小屋と燧ケ岳
会津駒ケ岳山頂 (後ろに、燧ケ岳、至仏山、平ヶ岳)
山頂下より (登ってくる人々と右上に駒の小屋)
山頂に向かうスキーヤーと登山者
(3)燧ケ岳
御池駐車場の奥から樹林帯を通って直登。木の幹や枝に付けられた赤テープをよく見ながら広沢田代に登って行く。あとはトレースを見ながら登って行く。新雪でトレースがないとルートが分かりにくいかも。晴れの日はスキーヤー等も多い。
一回目:2008年4月28日(月) 曇り後晴
御池駐車場で車中泊。
御池駐車場(6:50)→俎嵓(10:30)→柴安嵓→俎嵓(12:00)→御池駐車場(14:55)
(俎嵓まで)登り:3時間40分、(俎嵓から)下り:2時間55分。
(写真を撮りながらのゆっくりペースでした。)
二回目:2011年5月2日(月) 曇り
御池駐車場(6:55)→俎嵓(10:00-10:10)→御池駐車場(11:55)
登り:3時間5分、下り:1時間45分。
(山のベテランの先輩と二人で登る。曇りで風が強く、ガスも懸って展望もなく、早いペースで俎嵓往復。)
以下の写真はすべて1回目のものです。
熊沢田代
霧氷の木々の横を登って行く(熊沢田代の上)
霧氷の木々、熊沢田代(中央)、広沢田代(中央右)を振り返る;(山頂下の広いやや急斜面のバーンより)
山頂(俎嵓)が近づいてきた
柴安嵓も見えてきた
俎嵓より尾瀬沼
俎嵓から柴安嵓にトレースがあるようなので行ってみることにしました。
俎嵓と柴安嵓の鞍部より柴安嵓
(左の岩の上からは急なナイフリッジの右側直下を通る。この箇所の下りは怖くて後ろ向きで下りました。2人くらいのトレースあり。)
柴安嵓山頂より尾瀬ヶ原
以下3枚は下山時に撮影
山頂下の大バーンに向かうスキーヤー
熊沢田代から俎嵓を振り返る
御池駐車場の除雪風景
s
今回は尾瀬周辺の山、次回は北アルプスの白馬岳、立山他について簡単に振り返ってみます。
(1) 至仏山
GWの晴れの日は、スキーヤー、ボーダー、登山者で大賑わいです。危険個所もありません。雪山初心者には、小至仏山のトラバースがやや怖いかも。
山頂からは、周囲の山々や眼下に広がる尾瀬ヶ原、対峙する燧ケ岳の雪景色が素晴らしい。
2007年4月30日(月:振替休日) 快晴
前日より鳩待峠駐車場で車中泊。
鳩待峠駐車場(6:00)→至仏山(9:35-10:10)→鳩待峠駐車場(12:00)
登り:3時間35分、下り:1時間50分。
(写真を撮りながらのゆっくりペースでした。)
雲一つない快晴の下、単独のスキーヤーと抜きつ抜かれつ、写真を撮ったり撮ってもらったりで登る。
オヤマ沢田代の先付近から正面に小至仏山
山頂の賑わい(山頂石柱左に巻機山、石柱右に下津川山、右端奥に八海山)
山頂にて(正面に燧ケ岳、左に会津駒ケ岳)
山頂下の尾瀬ヶ原の好展望箇所
同上から尾瀬ヶ原
登ってくるボーダー(左:小至仏山、中央:笠ヶ岳、中央左奥:武尊山)
小至仏山のトラバース
(2)会津駒ヶ岳
2007年5月4日(金:みどりの日) 快晴
林道終点登山口(5:45)→会津駒ヶ岳(9:15-9:45)→林道終点登山口(11:40)
登り:3時間30分、下り:1時間55分。
林道終点登山口下の駐車スペースにて車中泊。林道終点登山口から登山開始。
登山口から少し上まで雪はなし。1時間弱登って、アイゼンを付け雪のやや急な尾根を登って行く。樹林帯を抜けると広い雪原となり、駒の小屋や山頂が見えてくる。山頂は素晴らしい展望。
駒の小屋直下から大津岐山、大杉岳方向を見る(中央左に燧ケ岳、右に至仏山)
駒の小屋横から正面に山頂
駒の小屋先から、駒の小屋と燧ケ岳
会津駒ケ岳山頂 (後ろに、燧ケ岳、至仏山、平ヶ岳)
山頂下より (登ってくる人々と右上に駒の小屋)
山頂に向かうスキーヤーと登山者
(3)燧ケ岳
御池駐車場の奥から樹林帯を通って直登。木の幹や枝に付けられた赤テープをよく見ながら広沢田代に登って行く。あとはトレースを見ながら登って行く。新雪でトレースがないとルートが分かりにくいかも。晴れの日はスキーヤー等も多い。
一回目:2008年4月28日(月) 曇り後晴
御池駐車場で車中泊。
御池駐車場(6:50)→俎嵓(10:30)→柴安嵓→俎嵓(12:00)→御池駐車場(14:55)
(俎嵓まで)登り:3時間40分、(俎嵓から)下り:2時間55分。
(写真を撮りながらのゆっくりペースでした。)
二回目:2011年5月2日(月) 曇り
御池駐車場(6:55)→俎嵓(10:00-10:10)→御池駐車場(11:55)
登り:3時間5分、下り:1時間45分。
(山のベテランの先輩と二人で登る。曇りで風が強く、ガスも懸って展望もなく、早いペースで俎嵓往復。)
以下の写真はすべて1回目のものです。
熊沢田代
霧氷の木々の横を登って行く(熊沢田代の上)
霧氷の木々、熊沢田代(中央)、広沢田代(中央右)を振り返る;(山頂下の広いやや急斜面のバーンより)
山頂(俎嵓)が近づいてきた
柴安嵓も見えてきた
俎嵓より尾瀬沼
俎嵓から柴安嵓にトレースがあるようなので行ってみることにしました。
俎嵓と柴安嵓の鞍部より柴安嵓
(左の岩の上からは急なナイフリッジの右側直下を通る。この箇所の下りは怖くて後ろ向きで下りました。2人くらいのトレースあり。)
柴安嵓山頂より尾瀬ヶ原
以下3枚は下山時に撮影
山頂下の大バーンに向かうスキーヤー
熊沢田代から俎嵓を振り返る
御池駐車場の除雪風景
s
2014-05-04 11:40
nice!(11)
コメント(9)
トラックバック(0)
いずれの雪山も素晴らしですねぇ~♪
来年は雪の至仏山行ってみようかな^^
by よしころん (2014-05-04 20:43)
至仏山の記憶は新しいですが、
会津駒も、燧ヶ岳も
雪の時期を知りません。
至仏山よりずっと雪が多く、
厳しいように見えます。
燧ヶ岳の霧氷は綺麗ですね。
by nousagi (2014-05-05 06:02)
尾瀬内の山は全て登られたんですね!
私はヘタレなのでなかなか雪山に登れませんが
本当に素晴らしい山頂からの景色、ありがとうございます!!!
お体、お大事にして、また登れるようになるといいですね。
by hidamari (2014-05-05 19:43)
素晴らしい雪景色ですね^^
by joyclimb (2014-05-05 21:38)
よしころん さん
至仏山山頂からの展望は最高ですね。是非快晴の日を狙ってお出かけ下さい、
きっと感動的な雪山の景色が見られることでしょう。
nousagi さん
至仏山 ⊿h=637m(CT4h30m)、燧ヶ岳 ⊿h=841m(CT6h)
会津駒 ⊿h=1032m(CT5h55m)ですね。
燧ケ岳は、霧氷の木々より上あたりから斜度がきつくなり一番苦しい所ですね。
hidamari さん
至仏山と会津駒は雲一つない快晴で、360°素晴らしい展望でした。
燧ヶ岳は、昨年5月5日に絶好の好天だったのですが、御池駐車場で登山準備をしていて、
アイゼンを家に置いてきたことに気づき、登れませんでした。(マヌケなことです。)
まずは、沼山峠休憩所から尾瀬沼往復くらいできればいいなと考えています。
joyclimb さん
今シーズンは、精力的に雪山登山をされていますね。また、いろんな雪山のレポを
期待しています。
ゴールデンウィークの尾瀬近辺の山は、スキーヤー・ボーダー・登山者が多く
天候がよければ迷うことなく登れますね。
by ヴェール (2014-05-07 23:25)
残雪時の燧ヶ岳はまだトライしておりません、俎嵓から柴安嵓の登りは夏道でも怖いです。後向きで下るのも怖いですね。
by pulsar (2014-05-08 05:47)
pulsar さん
柴安嵓からの下りでは、岩の上の雪稜の尾瀬沼側がはるか下まで切れ落ちており、前向きで下りるとかなり怖いですが、後ろ向きで、少し鞍部側を降りればあまり怖くありませんでした。
それでも急斜面なので慎重に下りました。
by ヴェール (2014-05-09 22:54)
雪山は良いですよね^^
スノーシューで歩いてみたいような・・
尾瀬はまだ行ってないから・・
by ひろたん (2014-05-11 07:33)
ひろたん さん
積雪期のバリエーションルートに登られる方には、物足りないかもしれませんが、尾瀬近辺の山は、雪景色と展望を楽しむにはいいですね。
スキーヤーや登山者が多いので、トレースがはっきりしていて、通常のルートを登るのなら、スノーシューやワカンは不要なことが多いです。
by ヴェール (2014-05-12 22:35)