新年最初の山歩きは 鶏頂山・・・快晴で眺望良く山頂は陽だまり [山歩き]
2017年1月7日(土)快晴
鶏頂山(けいちょうざん;1765m):栃木県日光市
陽だまりの山頂
歩いたコースと時間
鶏頂山スキー場跡駐車場(10:15)→枯木沼(10:40)→旧スキー場最上部(11:15-20)→弁天沼(11:45)→御岳山・釈迦ヶ岳分岐(12:35)→鶏頂山(13:00-40)→御岳山・釈迦ヶ岳分岐(13:55)→弁天沼(14:18)→旧スキー場最上部(14:40-45)→鶏頂山スキー場跡駐車場(15:20)
新年最初の山歩きとして、今年の干支の酉にちなみ日光市の鶏頂山に登ってきました。
昨年3月に鶏頂山と釈迦ヶ岳に登り、上部は雪がやや多くてトレースがなく苦戦しましたが、今回は年末年始の降雪は少なく、雪は少ないと思われ、鶏頂山だけの登山なので、ゆっくり家を出て、日塩もみじラインに向かいました。
日塩もみじラインの西口登山口の少し先にある、鶏頂山入口の大きな石の鳥居を通って少し進み、鶏頂山スキー場跡の広い駐車場に到着。広い駐車場には車は1台もなく、私の車1台のみ。
昨年は登拝口の看板の横から右に折れて建物の裏を通り、左に折れてゲレンデ跡を登って行きましたが、今年は登拝口の看板の横を真っ直ぐに進むコースを行きました。
3,4日前に歩いたと思われる1人の薄い足跡が続いていました。雪は5~10cmくらい。
平坦な道を進みやがて少し急なゲレンデ跡のクマザサの道を登ります。少し上から振り返るとカラマツの林の間にちょうど会津駒ヶ岳が真白く見えていました。
鶏頂山登拝口の看板とスキー場跡の建物
雪のゲレンデ跡の登り
カラマツ林の間に会津駒ヶ岳
すぐに傾斜が緩やかになり、枯木沼の手前に出て、枯木沼の木道を歩いて、昨年歩いたコースに合流。
枯木沼手前の平坦部
枯木沼入口
木道に続く鹿の足跡(鶏頂山は右方向へ)
合流地点 (振り返って下を見る。右が枯木沼からの道。正面が昨年歩いた道。)
さらに緩やかなゲレンデ跡を歩き、旧スキー場最上部へ。
旧スキー場最上部
ここは広場のようになっており、来た道を振り返ると左奥に会津駒ヶ岳が見えおり、広場の前方右からは男体山、女峰山が見えていました。
振り返り見る会津駒ヶ岳
男体山と女峰山のアップ
ここから少し左方向に進んで、大沼入口を通り檜の樹林帯を抜け、弁天沼へ。
大沼入口
檜の樹林帯
(登山道は岩が散在し凹凸もあって歩きにくいので、樹林帯の縁を歩きます。)
弁天沼
弁天沼からの登り始めの道
10~15cmほどの雪が残る登山道はだんだんと急な登りとなり、足が滑るようになったので途中でアイゼン(12本爪)を付けましたが、急坂の登山道に岩や木の根が多くなって歩きにくかったですね。(軽アイゼンは持ってきていなかった。)
また、稜線の合流部までの斜面は、山の北側で陽が当たらないので、寒かったですね。
釈迦ヶ岳・御岳山からの道との合流点(稜線)に出る
合流点から御岳山・釈迦ヶ岳を見る
合流点からも急な登りとなり、やはり木の根の段差が大きい所が多く、歩きにくい道でした。また、所々にある吹き溜まりはでは雪は膝下くらいの深さでした。急な登りで息が切れるので少し歩いては休憩のペース。
山頂への道
山頂の少し下からは登山道に兎の足跡が続いており、それを辿るようにして山頂に到着。
山頂は風もなく暖かな日差しで、陽だまりでした。周囲を見渡すと木々の間から山々が眺められるので、カメラを持って、山がよく撮れそうな場所を求めて山頂付近をあちこちに移動。
陽だまりの山頂 → 1枚目の写真
鶏頂山神社
山頂からの日光連山
会津駒ヶ岳と燧ヶ岳
霞に浮かぶ筑波山
富士山も薄っすらと
山々の写真を撮ったあと、陽だまりの中で昼食とし、ゆっくり休んで下山です。
下りは自分の登って来た足跡を辿って行くので歩きやすかったですね。
弁天沼から旧スキー場最上部まで下り、昨年歩いた道の正面に見えていた山を確認したいので、枯木沼方向へは下らず、分岐をまっすぐ下り、昨年歩いたコースを下ることに。
下りのゲレンデ跡の道からは、周囲のいろんな山々が見られ、ゆっくりと眺望を楽しみながら駐車場まで下りました。
田代山と帝釈山(旧スキー場最上部の少し下から)
下りの道を振り返る
大嵐山から荒海山(大嵐山の右奥には会津朝日岳が見えるようです。)
ゲレンデ跡の道と正面に大嵐山
穏やかな快晴の中、陽だまりの山頂でゆっくりし、山頂と下りの道からの眺望を満喫した新年初登山でした。誰にも会わない静かな山歩きでしたね。
次の記事で、山頂からの展望図と撮影した山々の写真を紹介致します。
昨年3月の鶏頂山と釈迦ヶ岳登山の記事
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2016-03-11
一昨年12月の鶏頂山と釈迦ヶ岳登山の記事
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2015-12-29
一昨年10月の鶏頂山と釈迦ヶ岳登山の記事
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2015-10-24
鶏頂山(けいちょうざん;1765m):栃木県日光市
陽だまりの山頂
歩いたコースと時間
鶏頂山スキー場跡駐車場(10:15)→枯木沼(10:40)→旧スキー場最上部(11:15-20)→弁天沼(11:45)→御岳山・釈迦ヶ岳分岐(12:35)→鶏頂山(13:00-40)→御岳山・釈迦ヶ岳分岐(13:55)→弁天沼(14:18)→旧スキー場最上部(14:40-45)→鶏頂山スキー場跡駐車場(15:20)
新年最初の山歩きとして、今年の干支の酉にちなみ日光市の鶏頂山に登ってきました。
昨年3月に鶏頂山と釈迦ヶ岳に登り、上部は雪がやや多くてトレースがなく苦戦しましたが、今回は年末年始の降雪は少なく、雪は少ないと思われ、鶏頂山だけの登山なので、ゆっくり家を出て、日塩もみじラインに向かいました。
日塩もみじラインの西口登山口の少し先にある、鶏頂山入口の大きな石の鳥居を通って少し進み、鶏頂山スキー場跡の広い駐車場に到着。広い駐車場には車は1台もなく、私の車1台のみ。
昨年は登拝口の看板の横から右に折れて建物の裏を通り、左に折れてゲレンデ跡を登って行きましたが、今年は登拝口の看板の横を真っ直ぐに進むコースを行きました。
3,4日前に歩いたと思われる1人の薄い足跡が続いていました。雪は5~10cmくらい。
平坦な道を進みやがて少し急なゲレンデ跡のクマザサの道を登ります。少し上から振り返るとカラマツの林の間にちょうど会津駒ヶ岳が真白く見えていました。
鶏頂山登拝口の看板とスキー場跡の建物
雪のゲレンデ跡の登り
カラマツ林の間に会津駒ヶ岳
すぐに傾斜が緩やかになり、枯木沼の手前に出て、枯木沼の木道を歩いて、昨年歩いたコースに合流。
枯木沼手前の平坦部
枯木沼入口
木道に続く鹿の足跡(鶏頂山は右方向へ)
合流地点 (振り返って下を見る。右が枯木沼からの道。正面が昨年歩いた道。)
さらに緩やかなゲレンデ跡を歩き、旧スキー場最上部へ。
旧スキー場最上部
ここは広場のようになっており、来た道を振り返ると左奥に会津駒ヶ岳が見えおり、広場の前方右からは男体山、女峰山が見えていました。
振り返り見る会津駒ヶ岳
男体山と女峰山のアップ
ここから少し左方向に進んで、大沼入口を通り檜の樹林帯を抜け、弁天沼へ。
大沼入口
檜の樹林帯
(登山道は岩が散在し凹凸もあって歩きにくいので、樹林帯の縁を歩きます。)
弁天沼
弁天沼からの登り始めの道
10~15cmほどの雪が残る登山道はだんだんと急な登りとなり、足が滑るようになったので途中でアイゼン(12本爪)を付けましたが、急坂の登山道に岩や木の根が多くなって歩きにくかったですね。(軽アイゼンは持ってきていなかった。)
また、稜線の合流部までの斜面は、山の北側で陽が当たらないので、寒かったですね。
釈迦ヶ岳・御岳山からの道との合流点(稜線)に出る
合流点から御岳山・釈迦ヶ岳を見る
合流点からも急な登りとなり、やはり木の根の段差が大きい所が多く、歩きにくい道でした。また、所々にある吹き溜まりはでは雪は膝下くらいの深さでした。急な登りで息が切れるので少し歩いては休憩のペース。
山頂への道
山頂の少し下からは登山道に兎の足跡が続いており、それを辿るようにして山頂に到着。
山頂は風もなく暖かな日差しで、陽だまりでした。周囲を見渡すと木々の間から山々が眺められるので、カメラを持って、山がよく撮れそうな場所を求めて山頂付近をあちこちに移動。
陽だまりの山頂 → 1枚目の写真
鶏頂山神社
山頂からの日光連山
会津駒ヶ岳と燧ヶ岳
霞に浮かぶ筑波山
富士山も薄っすらと
山々の写真を撮ったあと、陽だまりの中で昼食とし、ゆっくり休んで下山です。
下りは自分の登って来た足跡を辿って行くので歩きやすかったですね。
弁天沼から旧スキー場最上部まで下り、昨年歩いた道の正面に見えていた山を確認したいので、枯木沼方向へは下らず、分岐をまっすぐ下り、昨年歩いたコースを下ることに。
下りのゲレンデ跡の道からは、周囲のいろんな山々が見られ、ゆっくりと眺望を楽しみながら駐車場まで下りました。
田代山と帝釈山(旧スキー場最上部の少し下から)
下りの道を振り返る
大嵐山から荒海山(大嵐山の右奥には会津朝日岳が見えるようです。)
ゲレンデ跡の道と正面に大嵐山
穏やかな快晴の中、陽だまりの山頂でゆっくりし、山頂と下りの道からの眺望を満喫した新年初登山でした。誰にも会わない静かな山歩きでしたね。
次の記事で、山頂からの展望図と撮影した山々の写真を紹介致します。
昨年3月の鶏頂山と釈迦ヶ岳登山の記事
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2016-03-11
一昨年12月の鶏頂山と釈迦ヶ岳登山の記事
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2015-12-29
一昨年10月の鶏頂山と釈迦ヶ岳登山の記事
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2015-10-24
2017-01-13 21:39
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コメント(8)
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おはようございます^^
今年は北海道方面を除いては全体的に雪が少ない年でしょうかしらね~
冬の岩場は凍っていると歩きにくいですね。
しかし眺望は素晴らしい!
by mimimomo (2017-01-14 07:06)
mimimomoさん
おはようございます。
2、3日前から大寒波到来とのことで山は大雪になりそうで、登山や
バックカントリーも大変になりそうですね。
今回程度の雪でしたら軽アイゼンの方が歩きやすかったでしょうね。
眺望は素晴らしく、会津駒から北の山並みが白く輝いて綺麗でした。
by ヴェール (2017-01-14 10:04)
程々の雪で覆われた登山道、ラッセルということもなくアイゼンで凌げれたのは良かったですね。 少し深いところもあるようなので6本ぐらいであればベストだったのでしょうか?
天気も良く眺めのいい初歩きとなり楽しまれたと察します。!(^^)!
by Jetstream (2017-01-14 21:15)
Jetstreamさん
冬の鶏頂山も3回目でやっと天気に恵まれました。
稜線から上では、表層の下は雪が凍っているようでアイゼンは必須でしたが、あれくらいの積雪でしたらアイゼンは6本爪で良かったですね。
前爪があると岩や木の根の段差が多い道は歩きにくかったです。
今日の夕方には、家から見える袈裟丸山あたりの山々は雪雲がかかっており、日光方面の山も雪が多くなりそうですね。
by ヴェール (2017-01-14 23:44)
歩きやすそうな雪でよかったですね。
展望と陽だまりを楽しめて絶好の登り初めだったと思います。
でも今は大分積もってるでしょうね。
by tochimochi (2017-01-15 22:16)
tochimochiさん
急登部以外は雪が少なくて歩きやすかったですね。
今日新4号バイパスの陸橋から、広い範囲で白くなった高原山が綺麗に見えており、
ほんとうに大分積もっているようですね。
日光の山々は雲で一日中見えませんでしたので、高原山よりもさらに積もっているのでしょうね。
by ヴェール (2017-01-15 22:55)
干支の山、こんなにいい天気の日に山頂独占ですか。
今年は特に、いいことありそうですね。(^^)
アイゼンを付けようかつけなくていいか迷うような
中途半端な雪はかえって歩きづらいですね。
by nousagi (2017-01-16 11:19)
nousagiさん
今回は鶏頂山だけの予定だったので気楽に行けました。
山頂は日差しが暖かくて眠くなりそうでした。
この2,3日の大雪で各地の雪山登山も大変になりそうですね。
by ヴェール (2017-01-16 22:48)