高原山(大入道・剣ヶ峰・ミツモチ)・・・シロヤシオの開花はまだわずか [山歩き]
2017年5月20日(土)快晴
高原山
大入道(おおにゅうどう;1402m):栃木県矢板市
剣ヶ峰(けんがみね;1540m):栃木県矢板市・塩谷町
ミツモチ(1248m):栃木県矢板市
月末の休日は、予定があって山に行けないので、少し早いかとは思ったものの、少しくらいは咲いているものもあるだろうと考えて、高原山にシロヤシオを見に出かけました。
ミツモチ山頂下のシロヤシオ
歩いたコースと時間
大間々台駐車場(7:35)→小間々台(8:00-05)→大入道(9:15-20)→剣ヶ峰(10:35-40))→八海山神社(11:10-30)→見晴コース→ミツモチ分岐(11:50)→青空コース→ミツモチ(12:30-45)→やしおコース→大間々台駐車場(13:45)
7:15に大間々台駐車場に到着すると既に駐車場はいっぱいで駐車スペースがなく、駐車場の端の空きスペースに駐車しました。
大間々台から小間々台まで下って、大入道から剣ヶ峰を通って釈迦ヶ岳に行き、帰りは剣ヶ峰から見晴コースを下って大間々台に戻ってくるルートを歩く予定。
駐車場奥から小間々台に下る最初のウッドデッキの道から正面(北方向)には、日留賀岳・長者岳・大佐飛山・黒滝山の山並み、その右奥にはぼんやりと那須岳。
周囲のレンゲツツジは、全く葉も出ていない状態。
小間々台へのスタート
小間々台まで緩やかな歩きやすい道を下って駐車場の近くまで来ると、トウゴクミツバツツジ「小間々の女王」の案内板があり、ネットで満開の花を大きな木いっぱいに付けた写真を見たことがあったので、駐車場から少し歩いて行ってみました。
大きな木ですが、今年は花付がかなり悪く、大きく広がった枝の下の方と上の方のわずかな部分にしか花や蕾が付いていないようです。
例年5月20~25日に満開になるようですが、この時期に蕾もないので今年は残念ながら一面鮮やかな花を付けた「小間々の女王」は見られませんね。
(小間々台の近辺のヤマツツジもまだ蕾でした。)
小間々の女王
(写真中央と右上に花と蕾がある部分)
上の写真の中央やや下(下の枝)の花のアップ
駐車場方向に少し戻って、大入道への案内板に従って歩き途中沢を2回渡って緩やかな道を登って行きます。
笹の刈込をされた歩きやすい道
新緑のカエデの葉
標高1250m付近からの急登部はジグザグの道となり、休憩しながらゆっくり登って大入道に到着。
大入道
大入道からシロヤシオを期待してアップダウンの稜線を進みます。
剣ヶ峰までの稜線にシロヤシオが多く、群生も見られるようですが、シロヤシオの木はよく見かけるものの、ほとんど葉が出ていないか出始めの状態で木には緑がない状態です。
シロヤシオの花はどこ? 五葉の葉はどこ?、といった感じです。
よく見ると葉と花芽がありそうな木もありますが、シロヤシオの木の全体の本数からすると僅かなようです。
稜線の道
シロヤシオは全く咲いていませんが、オオカメノキの白い花はあちこちに見られ満開のようでした。
オオカメノキと前黒山方向
稜線の途中で、前をゆっくり歩いていた、70歳台後半くらいの男性と話をすると、例年は6月1日頃が見頃だが、今年は花がなさそうだとのこと。4年周期で良く咲いており、昨年が綺麗だったので、今年は期待できないとか。
また、標高の低いミツモチなら咲いている木もあるのではとのこと。
花のない稜線を歩いて、剣ヶ峰へ。
剣ヶ峰
剣ヶ峰で休憩しながら考え、このまま釈迦ヶ岳まで行ってもシロヤシオは見られないので、予定を変更してミツモチに行くことにしました。釈迦ヶ岳に登ってからミツモチに行くことも考えましたが、最近は登りが苦しくなってペースが遅くなっているため、帰りが遅くなりそうなので、釈迦ヶ岳は断念。
剣ヶ峰から矢板市最高点への登りでは、右手に遠く残雪で白く輝く会津駒ヶ岳から北に連なる稜線が綺麗に見えていました。
会津駒ヶ岳から北に連なる山々
さらにその左には帝釈山と田代山。
帝釈山と田代山(アップで)
立ち止まって残雪の山を眺めながら、矢板市最高点から八海山神社へ。
八海山神社
八海山神社で周囲の展望を見ながら昼食のあとミツモチへ。
好展望の八海山神社からの下り(見晴コース)
ミツモチへの分岐
分岐から山道を少し下るとやや広い砂利道となり、砂利道を歩いてミツモチへ。
途中で、咲き残っていたアカヤシオや僅かに咲いているシロヤシオを見ることができました。
咲き残っていたアカヤシオ
僅かに咲いていたシロヤシオ
ミツモチ山頂下休憩所
(写真中央右の赤いザックの人の右に下の写真のシロヤシオあり。)
休憩所前のシロヤシオ(この日一番咲いていたシロヤシオの木)
同上 花のアップ → 一枚目の写真
山頂展望台下で咲いていたミツバツツジ(花は少ない)
山頂の展望台で休憩の後、やしおコースを歩いて大間々台へ。途中ツツジ類の花はあまり見かけませんでしたが、シロヤシオの蕾が付いた木がちらほら。
アカヤシオの群生地では、数輪の花が残った木が見られました。
蕾の付いたシロヤシオの木
五葉の葉のみの木
大間々台駐車場上のやしおコースへの分岐
時期が早かったせいか、シロヤシオは僅かで、ヤマツツジもヤシオツツジもほとんど咲いておらず。今年はシロヤシオの花付きもあまり良くないようですが、蕾を持った木もあるのでもう少しするとあちこちで花が見られそうですね。
大間々台の駐車場までは、我が家から約78km、車で高速を通らないで2時間弱でした。
比較的近いので、来年以降に満開のタイミングを狙ってまた来てみたいものです。
高原山
大入道(おおにゅうどう;1402m):栃木県矢板市
剣ヶ峰(けんがみね;1540m):栃木県矢板市・塩谷町
ミツモチ(1248m):栃木県矢板市
月末の休日は、予定があって山に行けないので、少し早いかとは思ったものの、少しくらいは咲いているものもあるだろうと考えて、高原山にシロヤシオを見に出かけました。
ミツモチ山頂下のシロヤシオ
歩いたコースと時間
大間々台駐車場(7:35)→小間々台(8:00-05)→大入道(9:15-20)→剣ヶ峰(10:35-40))→八海山神社(11:10-30)→見晴コース→ミツモチ分岐(11:50)→青空コース→ミツモチ(12:30-45)→やしおコース→大間々台駐車場(13:45)
7:15に大間々台駐車場に到着すると既に駐車場はいっぱいで駐車スペースがなく、駐車場の端の空きスペースに駐車しました。
大間々台から小間々台まで下って、大入道から剣ヶ峰を通って釈迦ヶ岳に行き、帰りは剣ヶ峰から見晴コースを下って大間々台に戻ってくるルートを歩く予定。
駐車場奥から小間々台に下る最初のウッドデッキの道から正面(北方向)には、日留賀岳・長者岳・大佐飛山・黒滝山の山並み、その右奥にはぼんやりと那須岳。
周囲のレンゲツツジは、全く葉も出ていない状態。
小間々台へのスタート
小間々台まで緩やかな歩きやすい道を下って駐車場の近くまで来ると、トウゴクミツバツツジ「小間々の女王」の案内板があり、ネットで満開の花を大きな木いっぱいに付けた写真を見たことがあったので、駐車場から少し歩いて行ってみました。
大きな木ですが、今年は花付がかなり悪く、大きく広がった枝の下の方と上の方のわずかな部分にしか花や蕾が付いていないようです。
例年5月20~25日に満開になるようですが、この時期に蕾もないので今年は残念ながら一面鮮やかな花を付けた「小間々の女王」は見られませんね。
(小間々台の近辺のヤマツツジもまだ蕾でした。)
小間々の女王
(写真中央と右上に花と蕾がある部分)
上の写真の中央やや下(下の枝)の花のアップ
駐車場方向に少し戻って、大入道への案内板に従って歩き途中沢を2回渡って緩やかな道を登って行きます。
笹の刈込をされた歩きやすい道
新緑のカエデの葉
標高1250m付近からの急登部はジグザグの道となり、休憩しながらゆっくり登って大入道に到着。
大入道
大入道からシロヤシオを期待してアップダウンの稜線を進みます。
剣ヶ峰までの稜線にシロヤシオが多く、群生も見られるようですが、シロヤシオの木はよく見かけるものの、ほとんど葉が出ていないか出始めの状態で木には緑がない状態です。
シロヤシオの花はどこ? 五葉の葉はどこ?、といった感じです。
よく見ると葉と花芽がありそうな木もありますが、シロヤシオの木の全体の本数からすると僅かなようです。
稜線の道
シロヤシオは全く咲いていませんが、オオカメノキの白い花はあちこちに見られ満開のようでした。
オオカメノキと前黒山方向
稜線の途中で、前をゆっくり歩いていた、70歳台後半くらいの男性と話をすると、例年は6月1日頃が見頃だが、今年は花がなさそうだとのこと。4年周期で良く咲いており、昨年が綺麗だったので、今年は期待できないとか。
また、標高の低いミツモチなら咲いている木もあるのではとのこと。
花のない稜線を歩いて、剣ヶ峰へ。
剣ヶ峰
剣ヶ峰で休憩しながら考え、このまま釈迦ヶ岳まで行ってもシロヤシオは見られないので、予定を変更してミツモチに行くことにしました。釈迦ヶ岳に登ってからミツモチに行くことも考えましたが、最近は登りが苦しくなってペースが遅くなっているため、帰りが遅くなりそうなので、釈迦ヶ岳は断念。
剣ヶ峰から矢板市最高点への登りでは、右手に遠く残雪で白く輝く会津駒ヶ岳から北に連なる稜線が綺麗に見えていました。
会津駒ヶ岳から北に連なる山々
さらにその左には帝釈山と田代山。
帝釈山と田代山(アップで)
立ち止まって残雪の山を眺めながら、矢板市最高点から八海山神社へ。
八海山神社
八海山神社で周囲の展望を見ながら昼食のあとミツモチへ。
好展望の八海山神社からの下り(見晴コース)
ミツモチへの分岐
分岐から山道を少し下るとやや広い砂利道となり、砂利道を歩いてミツモチへ。
途中で、咲き残っていたアカヤシオや僅かに咲いているシロヤシオを見ることができました。
咲き残っていたアカヤシオ
僅かに咲いていたシロヤシオ
ミツモチ山頂下休憩所
(写真中央右の赤いザックの人の右に下の写真のシロヤシオあり。)
休憩所前のシロヤシオ(この日一番咲いていたシロヤシオの木)
同上 花のアップ → 一枚目の写真
山頂展望台下で咲いていたミツバツツジ(花は少ない)
山頂の展望台で休憩の後、やしおコースを歩いて大間々台へ。途中ツツジ類の花はあまり見かけませんでしたが、シロヤシオの蕾が付いた木がちらほら。
アカヤシオの群生地では、数輪の花が残った木が見られました。
蕾の付いたシロヤシオの木
五葉の葉のみの木
大間々台駐車場上のやしおコースへの分岐
時期が早かったせいか、シロヤシオは僅かで、ヤマツツジもヤシオツツジもほとんど咲いておらず。今年はシロヤシオの花付きもあまり良くないようですが、蕾を持った木もあるのでもう少しするとあちこちで花が見られそうですね。
大間々台の駐車場までは、我が家から約78km、車で高速を通らないで2時間弱でした。
比較的近いので、来年以降に満開のタイミングを狙ってまた来てみたいものです。
古賀志山・・・イワカガミの群生とモアイ像を見るルートを歩く [山歩き]
2017年5月5日(金):晴れ
古賀志山(こがしやま;582.8m):栃木県宇都宮市 【日本百低山】
坂戸山登山のあと持病の腰痛が出て、例年行っているゴールデンウイークの残雪の山歩きができず。
山に行けなかったので、5月2日と3日は妻の実家の田植えの手伝いでした。
5月2日は素晴らしい快晴の日で、田圃からは、真っ白な残雪の日光白根山がずっと綺麗に見えていました。
3日は古賀志山とその奥に高原山が見える田圃で山を見ながらの手伝い。
5日には腰の調子も良くなったようなので、3日に見ていた古賀志山に行ってみることにしました。
古賀志山は家から約35km、車で1時間弱。歩くコースもいろいろあるので、思い立ったら比較的気軽に行ける山となっています。
赤川ダムより古賀志山(一番左のピークが山頂。中央から右は中尾根の稜線。)
今回は、北コース入口の少し先から右に入り中尾根に至るル-トを登り、中尾根から北コースの広場に下りて、広場の少し上から左の緩やかな尾根に移り、ここを登って山頂下の富士見峠分岐に出て山頂へ。
下りは、御岳山への稜線の途中から南に下って岩下道に出るルートで、途中に対面岩(通称モアイ像)を見、ヒカリゴケの岩穴を見て、南コースを下るルートです。
歩いたコースと時間
森林公園駐車場(11:00)→北コース入口→中尾根二一二標石(12:26-40)→中尾根北コース広場への分岐(13:00)→北コース広場(13:08-20)→古賀志山(14:00-10)→岩下道(14:50)→(南コース)→森林公園駐車場(15:45)
北コース入口の少し先から右に折れて中尾根へ。
中尾根への踏み跡
少し登ると長い鎖の付けられた最初の岩場がでてきました。岩の表面の凹凸が小さい所もあり、慎重に登ります。
最初の岩場
最初の岩場を登ってしばらく進むと次の岩場が出てきました。こちらの方は岩の凹凸が大きいので比較的登りやすいです。
次の岩場
稜線を進み軍艦岩からさらに先へ。
軍艦岩
稜線に咲くヤマツツジ
赤に塗られて「二一二」と縦に彫られた石標がある所に来ると、左に下りるトレースがあり、北コースに下りるようなので下ってみました。すると南東方向への下りとなり、先の踏み跡が分かりにくい崖の上に出たので引き返して稜線を直進することにしました。
稜線に戻って、以前右も左も下ったことのある分岐から北コースに下りました。
「二一二」石標
北コース広場(左へ)と559mピーク方面(右へ)の分岐
北コースの広場
広場からは北コースを少し登ってすぐ左の尾根に移ります。以前下ったことがあるこの尾根筋への道が良く分からなかったので、適当に左方向に行って尾根に取りつきました。
踏み跡のある緩やかな尾根を登ると、左右に大きな倒木が1本ずつあり、その倒木の間を通ると、すぐ上からヤマツツジが多くなってきました。ミツバツツジが咲き残っているものもあり、ピンクとオレンジのコラボも。
左右に大きな倒木
ミツバツツジとヤマツツジ
だんだん傾斜が急になってきてイワカガミが踏み跡の左右に見られるようになり、目の前に大岩の重なる崖のような所に出て、踏み跡を辿って大岩の間を、木を掴みながら(前回ロープが付けられていた箇所は、今回はロープがなくなっていました)慎重に登ると、周囲にはイワカガミの群生があちこちに。
安全な場所でイワカガミの写真を撮り、さらに登ると平坦な道となり、すぐに富士見峠への分岐となりました。
イワカガミ
大岩の重なる急斜面
イワカガミの群生
富士見峠への分岐
(正面奥やや左方向が登ってきた道。正面奥右方向は東稜見晴へ。手前が山頂方向。左が富士見峠方向。)
この分岐からすぐに古賀志山山頂となり、今回は御嶽山には行かないで御嶽山の手前から南に下って、モアイ像(対面岩)を見るルートを下ります。
今日は子供の日で、展望箇所の右手の木に鯉のぼりが付けられていました。
古賀志山 山頂
山頂のからの眺めと鯉のぼり
岩下道への下りの案内板
案内板から南の方向へ進みますが、踏み跡がいくつもあってどの道を行けばいいのか良く分かりませんが(猪落のルートは2回登ったことがあります。)、大体の見当で下っていくと、崖縁の狭い道にロープが付いた場所に出て、これを下って行くとすぐにまたロープの付いた急斜面となり、眼を上げると正面にモアイ像が見えていました。
ロープが付いた崖縁の狭い道
モアイ像(対面岩)
足元の安定した場所で写真を撮り、さらに3か所の鎖場を降りて岩下道のすぐ上に出ると、大きな岩の割れ目の下にある三角の空洞部にヒカリゴケが見られました。
鎖場
ヒカリゴケ
昨年12月にモアイ像を見たくてこのルートの登り口から登ろうとして、「落石のおそれがあるので入山しないで 土地所有者」との掲示を見て、登らないで、猪落ルートを登ったのですが、今回初めてこのルートを下って、モアイ像とヒカリゴケを見ることができました。
以前、山頂付近で単独の中年の女性から、『「モアイ像」はどこにあるのですか。』と聞かれたことがあり、分かりませんと答えましたが、やっとモアイ像が見られるルートを説明できるようになりました。
このあと岩下道から南コースを下って、森林公園駐車場へ。
古賀志山は踏み跡が縦横無尽にあって、案内標識も少ないので何回か歩かないとなかなか思い通りのルートを歩けませんね。それにうっかり分からないルートに入ると、危険な岩場ルートだったりして無理に進むと事故につながりますね。
GPSを持っていないので、歩いた軌跡が明確には分からないのですが、今回歩いたルートをネットで入手した、「古賀志山・鞍掛山周辺ネット・トレイル」の古賀志山付近のマップに赤字で記入してみました。
今回歩いたルート
2016年6月の古賀志山登山の記事
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2016-06-11
古賀志山(こがしやま;582.8m):栃木県宇都宮市 【日本百低山】
坂戸山登山のあと持病の腰痛が出て、例年行っているゴールデンウイークの残雪の山歩きができず。
山に行けなかったので、5月2日と3日は妻の実家の田植えの手伝いでした。
5月2日は素晴らしい快晴の日で、田圃からは、真っ白な残雪の日光白根山がずっと綺麗に見えていました。
3日は古賀志山とその奥に高原山が見える田圃で山を見ながらの手伝い。
5日には腰の調子も良くなったようなので、3日に見ていた古賀志山に行ってみることにしました。
古賀志山は家から約35km、車で1時間弱。歩くコースもいろいろあるので、思い立ったら比較的気軽に行ける山となっています。
赤川ダムより古賀志山(一番左のピークが山頂。中央から右は中尾根の稜線。)
今回は、北コース入口の少し先から右に入り中尾根に至るル-トを登り、中尾根から北コースの広場に下りて、広場の少し上から左の緩やかな尾根に移り、ここを登って山頂下の富士見峠分岐に出て山頂へ。
下りは、御岳山への稜線の途中から南に下って岩下道に出るルートで、途中に対面岩(通称モアイ像)を見、ヒカリゴケの岩穴を見て、南コースを下るルートです。
歩いたコースと時間
森林公園駐車場(11:00)→北コース入口→中尾根二一二標石(12:26-40)→中尾根北コース広場への分岐(13:00)→北コース広場(13:08-20)→古賀志山(14:00-10)→岩下道(14:50)→(南コース)→森林公園駐車場(15:45)
北コース入口の少し先から右に折れて中尾根へ。
中尾根への踏み跡
少し登ると長い鎖の付けられた最初の岩場がでてきました。岩の表面の凹凸が小さい所もあり、慎重に登ります。
最初の岩場
最初の岩場を登ってしばらく進むと次の岩場が出てきました。こちらの方は岩の凹凸が大きいので比較的登りやすいです。
次の岩場
稜線を進み軍艦岩からさらに先へ。
軍艦岩
稜線に咲くヤマツツジ
赤に塗られて「二一二」と縦に彫られた石標がある所に来ると、左に下りるトレースがあり、北コースに下りるようなので下ってみました。すると南東方向への下りとなり、先の踏み跡が分かりにくい崖の上に出たので引き返して稜線を直進することにしました。
稜線に戻って、以前右も左も下ったことのある分岐から北コースに下りました。
「二一二」石標
北コース広場(左へ)と559mピーク方面(右へ)の分岐
北コースの広場
広場からは北コースを少し登ってすぐ左の尾根に移ります。以前下ったことがあるこの尾根筋への道が良く分からなかったので、適当に左方向に行って尾根に取りつきました。
踏み跡のある緩やかな尾根を登ると、左右に大きな倒木が1本ずつあり、その倒木の間を通ると、すぐ上からヤマツツジが多くなってきました。ミツバツツジが咲き残っているものもあり、ピンクとオレンジのコラボも。
左右に大きな倒木
ミツバツツジとヤマツツジ
だんだん傾斜が急になってきてイワカガミが踏み跡の左右に見られるようになり、目の前に大岩の重なる崖のような所に出て、踏み跡を辿って大岩の間を、木を掴みながら(前回ロープが付けられていた箇所は、今回はロープがなくなっていました)慎重に登ると、周囲にはイワカガミの群生があちこちに。
安全な場所でイワカガミの写真を撮り、さらに登ると平坦な道となり、すぐに富士見峠への分岐となりました。
イワカガミ
大岩の重なる急斜面
イワカガミの群生
富士見峠への分岐
(正面奥やや左方向が登ってきた道。正面奥右方向は東稜見晴へ。手前が山頂方向。左が富士見峠方向。)
この分岐からすぐに古賀志山山頂となり、今回は御嶽山には行かないで御嶽山の手前から南に下って、モアイ像(対面岩)を見るルートを下ります。
今日は子供の日で、展望箇所の右手の木に鯉のぼりが付けられていました。
古賀志山 山頂
山頂のからの眺めと鯉のぼり
岩下道への下りの案内板
案内板から南の方向へ進みますが、踏み跡がいくつもあってどの道を行けばいいのか良く分かりませんが(猪落のルートは2回登ったことがあります。)、大体の見当で下っていくと、崖縁の狭い道にロープが付いた場所に出て、これを下って行くとすぐにまたロープの付いた急斜面となり、眼を上げると正面にモアイ像が見えていました。
ロープが付いた崖縁の狭い道
モアイ像(対面岩)
足元の安定した場所で写真を撮り、さらに3か所の鎖場を降りて岩下道のすぐ上に出ると、大きな岩の割れ目の下にある三角の空洞部にヒカリゴケが見られました。
鎖場
ヒカリゴケ
昨年12月にモアイ像を見たくてこのルートの登り口から登ろうとして、「落石のおそれがあるので入山しないで 土地所有者」との掲示を見て、登らないで、猪落ルートを登ったのですが、今回初めてこのルートを下って、モアイ像とヒカリゴケを見ることができました。
以前、山頂付近で単独の中年の女性から、『「モアイ像」はどこにあるのですか。』と聞かれたことがあり、分かりませんと答えましたが、やっとモアイ像が見られるルートを説明できるようになりました。
このあと岩下道から南コースを下って、森林公園駐車場へ。
古賀志山は踏み跡が縦横無尽にあって、案内標識も少ないので何回か歩かないとなかなか思い通りのルートを歩けませんね。それにうっかり分からないルートに入ると、危険な岩場ルートだったりして無理に進むと事故につながりますね。
GPSを持っていないので、歩いた軌跡が明確には分からないのですが、今回歩いたルートをネットで入手した、「古賀志山・鞍掛山周辺ネット・トレイル」の古賀志山付近のマップに赤字で記入してみました。
今回歩いたルート
2016年6月の古賀志山登山の記事
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2016-06-11
六万騎山・坂戸山・・・カタクリの大群生、登山道横にずっと続くイカリソウとイワウチワ、山頂の素晴らしい展望 [山歩き]
2017年4月27日(木)曇りのち晴れ
六万騎山(ろくまんぎやま、321m):新潟県南魚沼市
坂戸山(さかどやま、634m):同上
4月下旬の山行記録です。
所属する会の山行で、南魚沼市の花の名山、六万騎山と坂戸山を歩いてきました。
いつもブログを拝見している方々の記事で早春の素晴らしい花の山である、六万騎山と坂戸山の記事を数年前からよく拝見しており、行ってみたい山になっていました。今年の会山行に入れてもらったので、非常に楽しみにしていた山でした。
歩いたコースと時間
六万騎山
地蔵尊下登山口(9:15)→六万騎山(9:55-10:05)→庚申塔(9:45-55)→地蔵尊下登山口(10:35)
坂戸山(登り:城坂コース、下り:薬師尾根コース)
ディスポート南魚沼駐車場(11:00)→坂戸城跡下駐車場(11:10)→一本杉(11:35)→坂戸山(12:45-13:20) → ディスポート南魚沼駐車場(14:35)
貸切バスでまずは、北側の六万騎山へ。
六万騎山トレッキングマップ(六日町カタクリ保存会かたくりマップより)
登山口駐車場(左上に地蔵尊)
登山口駐車場の案内板
登り始めるとすぐに登山道横にヒメアオキの花と濃いピンクのトキワイカリソウが眼に付き、トキワイカリソウがだんだん多くなりました。
少し登るとカタクリの群生地となりますが、花は全く終わった状態。さらに登るとカタクリの花が付いているものが多くなり、点在するやや広い平坦地(昔の城郭部)にはカタクリの大群生が見られ、朝方の曇りからだんだん陽が当たるようになり、花びらが開いてきています。
やや広い平坦地のカタクリの群生
カタクリの大群生と桜
開き始めたカタクリ
どこまでも続くカタクリの花に驚き、花を楽しみながらゆっくり歩いて山頂に到着。
山頂からは南側の金城山、坂戸山と遠くに苗場山方向が見えていました。
山頂から南方向の眺め
下りでは、登山道横にずっとトキワイカリソウの群生が続き、ユキツバキの真っ赤な花や、
タムシバの白い花も多く見られました。所々では、イワウチワの小群落があり、綺麗に咲いていました。
登山道横に続くトキワイカリソウ
同上
ヒメアオキ ユキツバキ
トキワイカリソウ ミチノクエンゴサク
下りの途中で、メンバーの中で野鳥の好きな人が、鳴き声がする方向を見てオオルリ発見。なかなか逃げて行かなかったので写真撮影に成功。
近くで鳴いていたオオルリ
カタクリやイカリソウの大群生を堪能して、南側の庚申塔近くの登山口から出発地点まで戻りました。ゆっくり歩き休憩時間も含んで1時間20分での周回でした。(標高差は約180m)
南側の庚申塔近くの登山口
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
次は坂戸山です。
坂戸山までは7、8kmくらいなので、バスで10分程。
六万騎山トレッキングマップ(六日町カタクリ保存会かたくりマップより)
国道291号沿いのディスポート南魚沼(南魚沼市のスポーツ施設)の北側駐車場でバスを降り、ここから登山開始です。駐車場からは、正面に沢の一部に残雪の残る坂戸山が見え、マップを参考にしてみると、これから歩く城坂コースと薬師尾根コースが見え、あのルートを歩くのだなと目で辿っていくことができました。
正面に坂戸山
春のいろんな花木が咲く住宅地を歩いて、坂戸城跡下の駐車場を過ぎ家臣屋敷跡へ。
家臣屋敷跡の広い平地は一面カタクリの大群生地。道路脇にはミチノクエンゴサクやエゾエンゴサクもちらほら。
家臣屋敷跡の大群生地
同上 花が多そうな所のアップ
坂戸城跡、上杉景勝・直江兼続生誕之地の石碑、御館跡を過ぎ、左に曲がって途中から一本杉に真っ直ぐ向かう緩やかな道を行きます。
坂戸城跡
登山道の両側はカタクリの大群生。キクザキイチゲも混じっていますが、花が開いていないものが多かったです。
一本杉に向かう道と周囲のカタクリの大群生
カタクリとキクザキイチゲ
一本杉(左)と六日町市街地の眺め
一本杉の上からはやや急な登りとなり、砂防堰堤の上では雪渓の横を通り、カタクリを見ながら、振り返って下の六日町盆地の風景を見ながらゆっくり登ります。途中エンレイソウもちらほら。
雪渓の横を通る(登山道横はカタクリが咲き乱れる)
残雪が残り、残雪の横にカタクリの咲く桃の木平(八合目)から山頂へ。
山頂の富士権現社
山頂は360度の素晴らしい展望です。中ノ岳や巻機山、谷川岳、平標山は山頂付近に雲が懸りはっきりと山頂は見えませんが、六日町盆地と周囲の山々が綺麗に見渡せます。
山頂より八海山、右奥に山頂付近に雲が懸る中ノ岳(東方向)
平標山、飯士山、苗場山(南~南西方向)
北方向には、先ほど登った六万騎山とその右奥に残雪の守門岳が薄らと見えています。
六万騎山と右奥に残雪の守門岳(北北西~北西方向)
素晴らしい展望の山頂でゆっくり昼食のあと薬師尾根コースで下山。
眺めの良い下りの道
こちらの尾根ではカタクリは少ないですが、登山道右の斜面には点々とイワウチワの群生が続きます。
イワウチワの群生
タムシバやヤマザクラも咲いており、濃いピンクの花のミツバツツジ(ユキグニミツバツツジ?)もちらほら見られました。足元にはよく見るとイワナシも見られ、花と展望の素晴らしい下りの道です。
登山道横のタムシバ
こちらの尾根は横木の階段がずっと続き、段差がやや大きい所も多く、息を切らして登ってくる人が多いようです。城坂コースは、急登部では九十九折の道になっており、登りやすく、今回の時計回りで歩くのが楽ではないかと思いました。
尾根下りの後半は緩やかな道となり、花の終わった桜並木に沿って、30体弱の石仏が距離を開けて一体ずつ置かれており、石仏の表情を見ながら下ります。
石仏の頭に一片の桜の花びら
遅咲きの桜が満開(中央下に石仏)
薬師堂を過ぎ、集落を歩いて、バスの待つ駐車場へ。
登山道にずっと続く花と展望を楽しみながらゆっくり歩いて、休憩・昼食を含み、3時間35分の山歩きでした。(標高差は約470m)
六万騎山と坂戸山、2つの山とも驚くほど沢山の春の花が咲く花の名山でした。展望も素晴らしく、是非再訪したい山になりました。
カタクリ キクザキイチゲ
ショウジョウバカマ エンレイソウ
ミチノクエンゴサク エゾエンゴサク
イワウチワ イワナシ
ミツバツツジ(ユキグニミツバツツジ?) ヤマザクラ
坂戸山からの展望が素晴らしかったので、次回はカシミール3Dによる坂戸山の展望図を紹介致します。
以下参考サイト
坂戸城 Wikipedia
六日町カタクリ保存会のホームページとかたくりマップ
六万騎山(ろくまんぎやま、321m):新潟県南魚沼市
坂戸山(さかどやま、634m):同上
4月下旬の山行記録です。
所属する会の山行で、南魚沼市の花の名山、六万騎山と坂戸山を歩いてきました。
いつもブログを拝見している方々の記事で早春の素晴らしい花の山である、六万騎山と坂戸山の記事を数年前からよく拝見しており、行ってみたい山になっていました。今年の会山行に入れてもらったので、非常に楽しみにしていた山でした。
歩いたコースと時間
六万騎山
地蔵尊下登山口(9:15)→六万騎山(9:55-10:05)→庚申塔(9:45-55)→地蔵尊下登山口(10:35)
坂戸山(登り:城坂コース、下り:薬師尾根コース)
ディスポート南魚沼駐車場(11:00)→坂戸城跡下駐車場(11:10)→一本杉(11:35)→坂戸山(12:45-13:20) → ディスポート南魚沼駐車場(14:35)
貸切バスでまずは、北側の六万騎山へ。
六万騎山トレッキングマップ(六日町カタクリ保存会かたくりマップより)
登山口駐車場(左上に地蔵尊)
登山口駐車場の案内板
登り始めるとすぐに登山道横にヒメアオキの花と濃いピンクのトキワイカリソウが眼に付き、トキワイカリソウがだんだん多くなりました。
少し登るとカタクリの群生地となりますが、花は全く終わった状態。さらに登るとカタクリの花が付いているものが多くなり、点在するやや広い平坦地(昔の城郭部)にはカタクリの大群生が見られ、朝方の曇りからだんだん陽が当たるようになり、花びらが開いてきています。
やや広い平坦地のカタクリの群生
カタクリの大群生と桜
開き始めたカタクリ
どこまでも続くカタクリの花に驚き、花を楽しみながらゆっくり歩いて山頂に到着。
山頂からは南側の金城山、坂戸山と遠くに苗場山方向が見えていました。
山頂から南方向の眺め
下りでは、登山道横にずっとトキワイカリソウの群生が続き、ユキツバキの真っ赤な花や、
タムシバの白い花も多く見られました。所々では、イワウチワの小群落があり、綺麗に咲いていました。
登山道横に続くトキワイカリソウ
同上
ヒメアオキ ユキツバキ
トキワイカリソウ ミチノクエンゴサク
下りの途中で、メンバーの中で野鳥の好きな人が、鳴き声がする方向を見てオオルリ発見。なかなか逃げて行かなかったので写真撮影に成功。
近くで鳴いていたオオルリ
カタクリやイカリソウの大群生を堪能して、南側の庚申塔近くの登山口から出発地点まで戻りました。ゆっくり歩き休憩時間も含んで1時間20分での周回でした。(標高差は約180m)
南側の庚申塔近くの登山口
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
次は坂戸山です。
坂戸山までは7、8kmくらいなので、バスで10分程。
六万騎山トレッキングマップ(六日町カタクリ保存会かたくりマップより)
国道291号沿いのディスポート南魚沼(南魚沼市のスポーツ施設)の北側駐車場でバスを降り、ここから登山開始です。駐車場からは、正面に沢の一部に残雪の残る坂戸山が見え、マップを参考にしてみると、これから歩く城坂コースと薬師尾根コースが見え、あのルートを歩くのだなと目で辿っていくことができました。
正面に坂戸山
春のいろんな花木が咲く住宅地を歩いて、坂戸城跡下の駐車場を過ぎ家臣屋敷跡へ。
家臣屋敷跡の広い平地は一面カタクリの大群生地。道路脇にはミチノクエンゴサクやエゾエンゴサクもちらほら。
家臣屋敷跡の大群生地
同上 花が多そうな所のアップ
坂戸城跡、上杉景勝・直江兼続生誕之地の石碑、御館跡を過ぎ、左に曲がって途中から一本杉に真っ直ぐ向かう緩やかな道を行きます。
坂戸城跡
登山道の両側はカタクリの大群生。キクザキイチゲも混じっていますが、花が開いていないものが多かったです。
一本杉に向かう道と周囲のカタクリの大群生
カタクリとキクザキイチゲ
一本杉(左)と六日町市街地の眺め
一本杉の上からはやや急な登りとなり、砂防堰堤の上では雪渓の横を通り、カタクリを見ながら、振り返って下の六日町盆地の風景を見ながらゆっくり登ります。途中エンレイソウもちらほら。
雪渓の横を通る(登山道横はカタクリが咲き乱れる)
残雪が残り、残雪の横にカタクリの咲く桃の木平(八合目)から山頂へ。
山頂の富士権現社
山頂は360度の素晴らしい展望です。中ノ岳や巻機山、谷川岳、平標山は山頂付近に雲が懸りはっきりと山頂は見えませんが、六日町盆地と周囲の山々が綺麗に見渡せます。
山頂より八海山、右奥に山頂付近に雲が懸る中ノ岳(東方向)
平標山、飯士山、苗場山(南~南西方向)
北方向には、先ほど登った六万騎山とその右奥に残雪の守門岳が薄らと見えています。
六万騎山と右奥に残雪の守門岳(北北西~北西方向)
素晴らしい展望の山頂でゆっくり昼食のあと薬師尾根コースで下山。
眺めの良い下りの道
こちらの尾根ではカタクリは少ないですが、登山道右の斜面には点々とイワウチワの群生が続きます。
イワウチワの群生
タムシバやヤマザクラも咲いており、濃いピンクの花のミツバツツジ(ユキグニミツバツツジ?)もちらほら見られました。足元にはよく見るとイワナシも見られ、花と展望の素晴らしい下りの道です。
登山道横のタムシバ
こちらの尾根は横木の階段がずっと続き、段差がやや大きい所も多く、息を切らして登ってくる人が多いようです。城坂コースは、急登部では九十九折の道になっており、登りやすく、今回の時計回りで歩くのが楽ではないかと思いました。
尾根下りの後半は緩やかな道となり、花の終わった桜並木に沿って、30体弱の石仏が距離を開けて一体ずつ置かれており、石仏の表情を見ながら下ります。
石仏の頭に一片の桜の花びら
遅咲きの桜が満開(中央下に石仏)
薬師堂を過ぎ、集落を歩いて、バスの待つ駐車場へ。
登山道にずっと続く花と展望を楽しみながらゆっくり歩いて、休憩・昼食を含み、3時間35分の山歩きでした。(標高差は約470m)
六万騎山と坂戸山、2つの山とも驚くほど沢山の春の花が咲く花の名山でした。展望も素晴らしく、是非再訪したい山になりました。
カタクリ キクザキイチゲ
ショウジョウバカマ エンレイソウ
ミチノクエンゴサク エゾエンゴサク
イワウチワ イワナシ
ミツバツツジ(ユキグニミツバツツジ?) ヤマザクラ
坂戸山からの展望が素晴らしかったので、次回はカシミール3Dによる坂戸山の展望図を紹介致します。
以下参考サイト
坂戸城 Wikipedia
六日町カタクリ保存会のホームページとかたくりマップ
大野山・・・桜満開の山北町、富士山は雲に隠れて見えず [山歩き]
2017年4月12日(水)晴れのち曇り
大野山(おおのやま、723m):神奈川県足柄上郡山北町
所属する会の山行で、富士山展望の山である大野山を歩いてきました。山頂では雲が出て富士山は見えず残念でしたが、所々に咲く綺麗なヤマブキの花、相模湾を見下ろしながらの下りの道、山麓に咲く満開の桜を楽しむことができました。
晴れた日には富士山や、足柄平野と相模湾を見下ろす風景も素晴らしいでしょうね。
歩いたコースと時間
大野山入口バス停(9:05)→大野山登山口→旧共和小学校(9:45-55)→山頂下駐車場(イヌクビリ)(11:30)→大野山(11:45-12:15)→頼朝桜(13:15)→谷峨駅(13:55)
山頂手前の駐車場付近にあったMAP
(今回歩いたルートはMAPの⑧~①の反時計回りのコースです。)
国道246号横の大野山入口バス停から登山開始。歩道脇のコンクリート壁の上には満開の桜。
国道246号横の大野山入口バス停
車道沿いに歩いて、大野山登山口バス停から旧共和小学校を経て林道の大野山ハイキングコース登り口へ。
途中、所々でヤマブキの花が綺麗に咲いているのが見られました。
ヤマブキ
旧共和小学校(正面左上の木のない平坦部が山頂付近)
地蔵岩ルート登り口
緩やかな樹林帯の山道を歩き、横木のやや急な長い階段を登ると稜線に出て、足柄平野と相模湾が見えるようになります。周囲は牧場で、舗装道路を歩いてすぐに、駐車場となり、チェーンソーアートの動物などの丸木掘り彫刻が並べられた広場を通りすぐに広い山頂となります。
稜線に出る前のやや急な長い横木の階段
山頂下(イヌクビリ)の駐車場
山頂に到着した頃には雲が出て、西側に見える富士山は裾野の一部が見えているだけで全く見えず。
大野山山頂
北側には眼下に丹沢湖。右手奥に連なる丹沢連峰は上部が雲で覆われて見えず。
丹沢湖
南東側には、足柄平野と湾曲して流れる酒勾川や相模湾が綺麗に見えており、相模湾の右手にはぼんやりと大島も見えていました。
足柄平野と相模湾
山頂で昼食のあと下山です。最初は、右手が開けた牧場の縁歩きで、愛鷹連峰や箱根方向の山々を見ながら下り、すぐに足柄平野と相模湾が眼の前に広がる緩やかな下りの道となり、展望を楽しみながらの下りとなります。
遠くに愛鷹連峰
愛鷹連峰のアップ
箱根方向の山々(箱根の神山は雲で見えず。)
足柄平野と相模湾を見下ろしながらの下り
展望の良い草原の道から、樹林帯を下ります。途中、道路に出て頼朝桜を過ぎて再び登山道となります。
下りの途中に数か所あったスミレの小群落
頼朝桜
同上道路下側より
少し下ると平地の道路歩きとなり、青い橋を渡り畑や水田地帯を通り谷峨駅へ。途中、畑の菜の花とその奥に満開の桜が見える風景が綺麗でした。緑の水田の片隅には、一か所だけ小さなレンゲソウの群落あり。
谷峨駅の周辺は桜の木が多く、満開の桜が綺麗でした。
菜の花と満開の桜
レンゲソウ
谷峨駅の桜並木
谷峨駅到着後駅のすぐ裏にある町営さくらの湯で入浴後帰路へ。
町営さくらの湯横の桜並木
今回は、富士山や丹沢の山々が雲で見えなかったので、カシミール3Dによる展望図を4枚を添付しておきます。
西方向(富士山方向)
北東方向(丹沢の山々)
南東方向(足柄平野、相模湾と三原山)
南方向(箱根の山)
大野山(おおのやま、723m):神奈川県足柄上郡山北町
所属する会の山行で、富士山展望の山である大野山を歩いてきました。山頂では雲が出て富士山は見えず残念でしたが、所々に咲く綺麗なヤマブキの花、相模湾を見下ろしながらの下りの道、山麓に咲く満開の桜を楽しむことができました。
晴れた日には富士山や、足柄平野と相模湾を見下ろす風景も素晴らしいでしょうね。
歩いたコースと時間
大野山入口バス停(9:05)→大野山登山口→旧共和小学校(9:45-55)→山頂下駐車場(イヌクビリ)(11:30)→大野山(11:45-12:15)→頼朝桜(13:15)→谷峨駅(13:55)
山頂手前の駐車場付近にあったMAP
(今回歩いたルートはMAPの⑧~①の反時計回りのコースです。)
国道246号横の大野山入口バス停から登山開始。歩道脇のコンクリート壁の上には満開の桜。
国道246号横の大野山入口バス停
車道沿いに歩いて、大野山登山口バス停から旧共和小学校を経て林道の大野山ハイキングコース登り口へ。
途中、所々でヤマブキの花が綺麗に咲いているのが見られました。
ヤマブキ
旧共和小学校(正面左上の木のない平坦部が山頂付近)
地蔵岩ルート登り口
緩やかな樹林帯の山道を歩き、横木のやや急な長い階段を登ると稜線に出て、足柄平野と相模湾が見えるようになります。周囲は牧場で、舗装道路を歩いてすぐに、駐車場となり、チェーンソーアートの動物などの丸木掘り彫刻が並べられた広場を通りすぐに広い山頂となります。
稜線に出る前のやや急な長い横木の階段
山頂下(イヌクビリ)の駐車場
山頂に到着した頃には雲が出て、西側に見える富士山は裾野の一部が見えているだけで全く見えず。
大野山山頂
北側には眼下に丹沢湖。右手奥に連なる丹沢連峰は上部が雲で覆われて見えず。
丹沢湖
南東側には、足柄平野と湾曲して流れる酒勾川や相模湾が綺麗に見えており、相模湾の右手にはぼんやりと大島も見えていました。
足柄平野と相模湾
山頂で昼食のあと下山です。最初は、右手が開けた牧場の縁歩きで、愛鷹連峰や箱根方向の山々を見ながら下り、すぐに足柄平野と相模湾が眼の前に広がる緩やかな下りの道となり、展望を楽しみながらの下りとなります。
遠くに愛鷹連峰
愛鷹連峰のアップ
箱根方向の山々(箱根の神山は雲で見えず。)
足柄平野と相模湾を見下ろしながらの下り
展望の良い草原の道から、樹林帯を下ります。途中、道路に出て頼朝桜を過ぎて再び登山道となります。
下りの途中に数か所あったスミレの小群落
頼朝桜
同上道路下側より
少し下ると平地の道路歩きとなり、青い橋を渡り畑や水田地帯を通り谷峨駅へ。途中、畑の菜の花とその奥に満開の桜が見える風景が綺麗でした。緑の水田の片隅には、一か所だけ小さなレンゲソウの群落あり。
谷峨駅の周辺は桜の木が多く、満開の桜が綺麗でした。
菜の花と満開の桜
レンゲソウ
谷峨駅の桜並木
谷峨駅到着後駅のすぐ裏にある町営さくらの湯で入浴後帰路へ。
町営さくらの湯横の桜並木
今回は、富士山や丹沢の山々が雲で見えなかったので、カシミール3Dによる展望図を4枚を添付しておきます。
西方向(富士山方向)
北東方向(丹沢の山々)
南東方向(足柄平野、相模湾と三原山)
南方向(箱根の山)
鶏足山・焼森山・・・ミツマタ群生地から干支の山へ [山歩き]
2017年3月23日(木) 曇りのち晴れ
鶏足山(けいそくさん、430.5m):栃木県茂木町・茨城県城里町
焼森山(やきもりやま、423m):栃木県茂木町
久しぶりの記事のアップです。(苦笑)
所属する会の山行で、ミツマタの群生地のある焼森山と今年の干支の山の鶏足山を歩いてきました。シーズン初めの足慣らしで近場の低山歩きです。
焼森山のミツマタ群生地(3月23日時点では三分咲き)
期待のミツマタの花は寒い日が続いたせいか三分咲きほどで、一面黄色の「妖精の森」の光景は見られませんでしたが、素晴らしい群生地であることを実感しました。
午後は晴れ間が出てきて、暖かい日差しの稜線や落葉の林を歩き、春の里山歩きを楽しむことができました。
歩いたコースと時間
福手(8:42)→並柳逆Y字路(9:18)→新駐車場(9:25)→奥の駐車場(9:37)→ミツマタ群生地下広場(9:44)→ミツマタ群生地遊歩道周回(9:45-10:20)→弛み峠方向分岐(10:34)→稜線(10:48)→三角点ピーク(10:54)→鶏足山(11:05-10)→鶏石往復→鶏足山(11:30-12:05)→弛み峠(12:13)→焼森山(12:27-30)→下小貫方向分岐(12:36)→下小貫登山口(13:10)
中型バスでは林道辰沢線を通れないので、並柳の北約2kmの地点から、ウォーミングアップを兼ねて舗装道路歩き。並柳の逆Y字路を焼森方向(ミツマタ群生地方向)に進み、紅梅や白梅の咲く道を歩くとすぐに新設された広い駐車場がありました。
(ミツマタが咲く時期の土・日曜日はここで車は通行止めとなり、先にある駐車場までは行けなくなるようです。)
紅梅・白梅の咲く道と右に見える新設された駐車場
新設された駐車場
少し進んで奥の駐車場から群生地下の広場に到着。小休憩のあとゆっくりとミツマタ群生地の遊歩道を散策。
奥の駐車場
群生地下広場のミツマタ遊歩道案内板
群生地入口付近より
ミツマタのトンネル
今回は三分咲きでやや残念ですが、満開になると、群生地では下から見上げると一面黄色、上から見ると一面白色となり、植林された木々の間から差し込む光が黄色の丸い花々を照らして、まるで「妖精の森」となるようだとのこと。
ミツマタの花のアップ
遊歩道奥より → 1枚目の写真
遊歩道出口付近より
ゆっくりミツマタの花を見たあと、広場から林道を直進して、そのまま真っ直ぐ焼森山に登る道は急登で歩きにくい道のようなので、林道の途中から左に折れて歩きやすい弛み峠方向への道を行き、焼森山から鶏足山に続く稜線に出て、まずは鶏足山へ。
群生地から僅かに林道を進んだ所にも2か所の小群生地があり、こちらは陽当りが良いようで7~8分咲きくらいでした。
小群生地のミツマタ
同上アップ
弛み峠方向へ左折
稜線に出て、三角点(赤沢二等三角点)のある南ピークから鶏足山へ。南ピークは見晴しが良く筑波山も薄っすらと見えていました。天気の良い日には高峯の右に見える雨巻山の左肩に富士山も見えるようです。
三角点ピークから筑波山方向(南南西方向)
三角点ピークから10分程で鶏足山山頂に到着。山頂はやや広くて眺望も良く、テーブルやベンチもありました。
鶏足山 山頂
鶏足山は弘法大師伝説のある山で、山頂には小さな弘法大師の祠が安置されています。
弘法大師の祠
山頂から山名の由来となった鶏石を往復し(ゆっくり歩いて往復20分程)、昼食のあと折り返して焼森山へ。
鶏石(にわとりいし:鶏冠の形をした3mくらいの岩)
鶏足山山頂から焼森山(中央の伐採地の上の木がまばらに見えるあたり)
薄日が差して暖かくなった稜線を20分程歩いて焼森山に到着。山頂はやや狭く西側の鶏足山と南西の高峯から雨巻山方向が良く見えていました。
焼森山 山頂
焼森山から鶏足山(中央左のピーク)
高峯と雨巻山、左から右に逆川の流域
山頂で少し展望を楽しんだあと再び引き返して、稜線を少し下って下小貫方向に下山。落葉した林に暖かい日が差して春の山歩きを感じながらの下りの道でした。
山頂手前の座禅岩の迂回
下小貫方向への分岐
下りの途中で咲いていたシュンラン
歩いたコースをピンクの線と赤矢印で示しました。
(焼森山ミツマタ保全協議会 『妖精の森へ ミツマタ群生地 MITSUMATA GUIDE MAP』に記入したもの。)
ミツマタの開花情報は以下のサイトをご覧ください。
茂木町ホームページ
http://www.town.motegi.tochigi.jp/
いい里さかがわ館Twitter
https://twitter.com/sakagawakan
鶏足山(けいそくさん、430.5m):栃木県茂木町・茨城県城里町
焼森山(やきもりやま、423m):栃木県茂木町
久しぶりの記事のアップです。(苦笑)
所属する会の山行で、ミツマタの群生地のある焼森山と今年の干支の山の鶏足山を歩いてきました。シーズン初めの足慣らしで近場の低山歩きです。
焼森山のミツマタ群生地(3月23日時点では三分咲き)
期待のミツマタの花は寒い日が続いたせいか三分咲きほどで、一面黄色の「妖精の森」の光景は見られませんでしたが、素晴らしい群生地であることを実感しました。
午後は晴れ間が出てきて、暖かい日差しの稜線や落葉の林を歩き、春の里山歩きを楽しむことができました。
歩いたコースと時間
福手(8:42)→並柳逆Y字路(9:18)→新駐車場(9:25)→奥の駐車場(9:37)→ミツマタ群生地下広場(9:44)→ミツマタ群生地遊歩道周回(9:45-10:20)→弛み峠方向分岐(10:34)→稜線(10:48)→三角点ピーク(10:54)→鶏足山(11:05-10)→鶏石往復→鶏足山(11:30-12:05)→弛み峠(12:13)→焼森山(12:27-30)→下小貫方向分岐(12:36)→下小貫登山口(13:10)
中型バスでは林道辰沢線を通れないので、並柳の北約2kmの地点から、ウォーミングアップを兼ねて舗装道路歩き。並柳の逆Y字路を焼森方向(ミツマタ群生地方向)に進み、紅梅や白梅の咲く道を歩くとすぐに新設された広い駐車場がありました。
(ミツマタが咲く時期の土・日曜日はここで車は通行止めとなり、先にある駐車場までは行けなくなるようです。)
紅梅・白梅の咲く道と右に見える新設された駐車場
新設された駐車場
少し進んで奥の駐車場から群生地下の広場に到着。小休憩のあとゆっくりとミツマタ群生地の遊歩道を散策。
奥の駐車場
群生地下広場のミツマタ遊歩道案内板
群生地入口付近より
ミツマタのトンネル
今回は三分咲きでやや残念ですが、満開になると、群生地では下から見上げると一面黄色、上から見ると一面白色となり、植林された木々の間から差し込む光が黄色の丸い花々を照らして、まるで「妖精の森」となるようだとのこと。
ミツマタの花のアップ
遊歩道奥より → 1枚目の写真
遊歩道出口付近より
ゆっくりミツマタの花を見たあと、広場から林道を直進して、そのまま真っ直ぐ焼森山に登る道は急登で歩きにくい道のようなので、林道の途中から左に折れて歩きやすい弛み峠方向への道を行き、焼森山から鶏足山に続く稜線に出て、まずは鶏足山へ。
群生地から僅かに林道を進んだ所にも2か所の小群生地があり、こちらは陽当りが良いようで7~8分咲きくらいでした。
小群生地のミツマタ
同上アップ
弛み峠方向へ左折
稜線に出て、三角点(赤沢二等三角点)のある南ピークから鶏足山へ。南ピークは見晴しが良く筑波山も薄っすらと見えていました。天気の良い日には高峯の右に見える雨巻山の左肩に富士山も見えるようです。
三角点ピークから筑波山方向(南南西方向)
三角点ピークから10分程で鶏足山山頂に到着。山頂はやや広くて眺望も良く、テーブルやベンチもありました。
鶏足山 山頂
鶏足山は弘法大師伝説のある山で、山頂には小さな弘法大師の祠が安置されています。
弘法大師の祠
山頂から山名の由来となった鶏石を往復し(ゆっくり歩いて往復20分程)、昼食のあと折り返して焼森山へ。
鶏石(にわとりいし:鶏冠の形をした3mくらいの岩)
鶏足山山頂から焼森山(中央の伐採地の上の木がまばらに見えるあたり)
薄日が差して暖かくなった稜線を20分程歩いて焼森山に到着。山頂はやや狭く西側の鶏足山と南西の高峯から雨巻山方向が良く見えていました。
焼森山 山頂
焼森山から鶏足山(中央左のピーク)
高峯と雨巻山、左から右に逆川の流域
山頂で少し展望を楽しんだあと再び引き返して、稜線を少し下って下小貫方向に下山。落葉した林に暖かい日が差して春の山歩きを感じながらの下りの道でした。
山頂手前の座禅岩の迂回
下小貫方向への分岐
下りの途中で咲いていたシュンラン
歩いたコースをピンクの線と赤矢印で示しました。
(焼森山ミツマタ保全協議会 『妖精の森へ ミツマタ群生地 MITSUMATA GUIDE MAP』に記入したもの。)
ミツマタの開花情報は以下のサイトをご覧ください。
茂木町ホームページ
http://www.town.motegi.tochigi.jp/
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